こんにちは！徳重なかよし歯科院長の林です。

虫歯や歯周病であまりにも歯が傷んでしまった場合は、残しておいても細菌の住みかとなって痛みが出たり他の歯に悪影響を及ぼすため、抜かなければいけません。
歯がなくなった場合、なくなった部分を補うため、ブリッジ、入れ歯、インプラントといった方法がありますが、よくテレビのインタビューなどでも歯がなくなったけど柔らかいもので食事はできているから、そのままにしている、などといった方もまれにいらっしゃいます。では、歯がなくなってそのままにしておくと、何が問題なのでしょうか？

まず歯がなくなると、うまく噛むことが出来なくなったり、発音が不明瞭になるなど、お口の機能の様々な部分が障害されることが多いです。外観も悪くなるため、気持ちも下がってしまい、外出や友人とのコミュニケーションをとることに消極的になってしまうこともあります。
また、欠損部分を長期間放置すると、１本あたりの歯にかかる負担が増えたり、歯ぐきがやせてきたり、欠損部の隣の歯が傾いてきたりかみ合わせの反対側の歯が飛び出してきたりして、かみ合わせのバランスが崩れたり、といった様々な問題が生じてきます。
その他に、お口周りの筋肉がやせてきたり、顎関節にも障害をもたらすことがあります。そうしてどんどんと歯を失っていき、総入れ歯になってしまうと、健康な歯で物をかむ力を１００％とすると、かむ力が２０％程まで下がってしまうといわれています。

虫歯や歯周病は進行すればするほど治療は難しくなってしまいます。そうして歯を失ってしまうと、もう二度と取り返しがつかなくなります。ブリッジや入れ歯などである程度の機能を回復したとしても、元の状態に戻るわけではありません。

虫歯や歯周病は早期発見、早期治療が重要になってくるので、是非歯医者さんに定期健診に通っていただき、問題があれば早めに対処してもらうことをおすすめします！

徳重なかよし歯科

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