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なぜ神経を取った歯が痛みを感じるの?

こんにちは!徳重なかよし歯科院長の林です。

 

時々患者様で、神経を取った歯なのにどうして痛みを感じるのか、と質問を受けることがあります。

虫歯が大きく進行してしまうと、歯の神経に細菌が感染して強い痛みが生じるため、そういった場合は歯の神経を取らなければいけません。今回は、歯の神経の治療をするときに起こりうる痛みの話をしていこうと思います。

歯の神経のお部屋は本来無菌状態ですが、虫歯によって神経のお部屋まで細菌が侵入した場合、歯に炎症を起こしている細菌を歯の中から徹底的に追い出し、減らすことによって炎症を止めて、治癒に導くための治療をしていかなくてはなりません。それが、神経の治療や根っこの治療と呼ばれるものです。

しかし、痛みを取るため、もしくは歯の中を掃除するために治療を開始したら、痛みが出たという方もいらっしゃるかと思います。

根っこの治療に伴う痛みの詳細は、いまだにはっきりとは解明されていません。おそらくは、歯の中を掃除するときに細菌が一時的に活性化して暴れたり、つつく刺激や噛む刺激、消毒薬の刺激が加わったりすることにより、根の先に急性的な炎症が生じるためではないかと考えられています。神経を取った後も、歯を包んでいる歯根膜という組織など、歯の周りには痛みを感じる敏感なセンサーが張り巡らされています。そうしたセンサーが急性症状を感じ取っているのです。

もし痛みが出ても2~3日がピークで、1週間もすればほとんどの場合おさまってきます。我慢できないような痛みでないなら、様子を見ていただくとよいでしょう。

ただ、治療後の痛みは何が原因であれ、やはり不安になるかと思います。そういったときはささいなことでも構いませんので、是非ご連絡ください。


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