こんにちは!徳重なかよし歯科院長の林です。
前回歯並び関してお話させていただきましたが、その中で食生活が歯並びに影響するというお話がありました。
正しい姿勢でよく噛むと顎の骨の発達に良いと言われていますが、歯並び以外の観点でも、よく噛むことで様々な良いことがあるのです。
- 唾液が出る
食べ物が口の中に入ると、食べ物を飲み込みやすくするために唾液の分泌が始まります。唾液がしっかり出ると、歯や粘膜の汚れや菌を洗い流し、虫歯予防へと繋がります。
- 筋肉が働く
口の周りの筋肉は目や頬の筋肉と繋がっています。しっかり噛むことで顔の筋肉が発達して、「よい顔」へと導かれます。
- 脳へ刺激が行く
噛む刺激が脳を活性化し、脳の機能を高めます。脳を活性化することで食べ過ぎを防いで肥満を防止したり、噛むことでリラックス効果を得ることも出来ます。
- 骨が成長する
よく噛んで顎の骨が成長すると歯の並ぶスペースができます。スペースがあることと筋肉の働きにより、歯は自然に並んでいきます。歯並びがよくなることでさらによく噛むことができ、筋肉も骨も成長します。
いかがでしょうか?
毎日の食事で「よく噛む」ことが口の働きを活発にして、その刺激が歯だけでなく顔や首、脳まで影響し、骨格や筋肉を成長させるのです。この毎日の食事の差で、かむ力や筋肉の運動量は2倍にも3倍にもなります。
大人1人が1日3食で食べる量は約1.5kgです。これは1年に換算すると約1トンにもなります。1トンというと、牛3頭分、またはサイ1頭分くらいです。この量が10cmにも満たない大きさのお口から入っていくのです。お口の働きってすごいですよね。
お子さんの歯並びが気になる方、ご自身の健康が気になる方、是非毎日の生活で「よく噛む」「よい生活リズム」をまずは意識してみてください!
徳重なかよし歯科
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